五十肩とは?

 

五十肩とは,五十歳頃に生じ,肩を中心に時に腕まで広がる痛みを主な症状とするものを一般的に言っているものをさします。欧米ではフローズンショルダーともいい医学的な病名ではありません.原因が明らかなものはこの中に含めないため、変形性肩関節症、石灰性腱板炎、変形性肩鎖関節症、腱板断裂、肩峰下滑液包炎、腱板炎、肩峰下インピンジメント症候群など名前の付けられる病気はこの中からはずされていき、最近は五十肩の中に含める病気の範囲は狭くなっています.肩まわりを構成する腱板・滑液包や上腕二頭筋長頭腱の炎症性変化とされるものの、いまだ原因不明の病気です.

 

 「五十肩」の原因

肩まわりを構成する腱板・滑液包や上腕二頭筋長頭腱の炎症性変化とされるものの、いまだ原因不明の病気です.

 

 「五十肩」の典型的な症状

肩周辺の漠然とした痛みで始まり、急に増悪していきます.肩が痛くて動かせなくなり反対の手で痛いほうの手を支えたりします.時には肩関節から親指人差し指に痛みが走ることもあります.肩をすくめることによってやっと手を上げることができるくらい肩が痛みで動かせません.

  

医療法人社団成山会山の上クリニック